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2013年10月14日月曜日

秋の夜叉神峠~高谷山~桧尾峠の周回ルート

10月の3連休は、稀に見る快晴!!
満を辞して、最終日に夜叉神峠に白根3山を見に行くことに・・

折角なので、峠から初めての高谷山にもまわって、更に更に・・
昨年(2012年)整備された桧尾峠から夜叉神トンネルに降りる新ルートも体験したい。
以前の山岳地図では、バリエーションルートとなっていたが、大丈夫かな??

まあ、何とかなるでしょう (^0^;)と、いつものお気楽登山に出~発っ。。


お決まりの登山口から入山です。。
まだ天気は、ほぼ快晴。(やや雲が広がり始めたかな)


峠までの緩やかな登山道をノンビリ登っていきます。
何度目の夜叉神峠かなぁ??などと思い出しながら・・・


道脇の名前も知りませんが、真っ赤な実が、なんか秋らしいですね。。

およそ1時間で夜叉神峠に到着。。したことはしたのですが・・・


自慢の白根3山の景観はご覧の通り、雲のかなた(~~;;;
予想より早めに天気が崩れだしたのかもしれません。。(><;;;

気を取り直して、コーヒーブレイクを楽しんだら、高谷山に向いましょうか。。


分岐点まで戻って、20分のアルバイトで行けるようです。
夜叉神峠は、10人以上の登山者がいましたが、ここから先は、
相方と2人の静か~~な山行です。秋の山の醍醐味ですなぁ。。


一汗かくほどで、高谷山山頂に到着。。(静寂です)
木々に囲まれた静かな山頂ですが、お決まりの西側は開けています。

チョット早い昼ごはん(カップラーメン&おむすび)の支度をしていると・・・



一瞬の雲の切れ間から、北岳が顔を覗かせてくれました (^~^)/~
池山吊尾根からバットレスまではっきり見えましたぁ!!

しかも、薄っすら紅葉のはじまった木々とのコントラストも最高ぉ (==)b
やっぱ、日頃の行いの成果でしょうかね (~~;;;

ほんの僅かな時間でしたが、北岳を望みながらのお昼ごはんに大満足。。。

お腹も膨らんだので、そろそろ今回の山行の次なるハイライト、
桧尾峠への新道にチャレンジしてみますか。。

桧尾峠へは、高谷山山頂から直角に左に折れて、桃の木温泉への
ルートを降りますが・・出だしから、かなりの急下降が続きます。

両側の切り立った痩せ尾根を慎重に降り、いくつかの梯子を降ること30分強。
緊張の連続に疲れが出る頃、桧尾峠になんとか無事に到着。。(写真撮る余裕なし)


写真の点線ルートが、今回の新道なんですよ。(通行可能?大丈夫?)
まあ、整備したらしいので、頑張れば降れるでしょう・・というか・・・
今降ったルートを登り返す自信と気力がありまっしぇん。。(;;)


明らかに熊にかじられた道しるべを横目に、新道に足を踏み出します。

しかし・・・このルート上に今居るのは、間違いなく僕ら2人だけでしょうね。。
天候の悪化によるモヤと切り立った薄暗い尾根が、沸きあがる不安を増大させます。

ともかく、「ゆっくり、安全確保して、降るしかない」・・何時になく気弱な僕(;;)


ところが降り始めると、意外に整備されたトラバース道で、
所々に崩れた所はあるものの、特に危険な箇所はなし。。ホッ。。


一部、ザレて崩れた箇所も、慎重に通過すれば問題なし!
但し、右に落ちれば・・・


谷底まで、一直線の直下降間違いなし。。。くわばら、くわばら。。

その後も、慎重にゆっくりと降り、桧尾峠から約40分で新道の終点。


夜叉神トンネル東口に到着です。(工事中の看板のところに出たんだよ)

見返れば、雲が徐々に降りてきている山々が、そこにありました。


ポピュラーな夜叉神山塊で、こんなにスリルと孤独感を味わえる。。
普通のハイキングでは満ち足りない方にお勧めの秘ルートです。。

但し、まず人間には、誰にも会いませんので、お気をつけて!!

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