メンサ会員？超脳力おばちゃんのいる：吉田のうどん「旭」

甲府市城東の旧甲州街道沿い、甲府善光寺入口近くにある

吉田のうどん「旭」さん。潰れた場末のスナック（失敬）

の跡に開店したであろうことは想像に難しくない外観は、

象徴的な２階への外階段を伴って、もはや街の景色に

自然に溶け込んでしまっている（～～；

休日の１２：３０到着。店舗下の駐車場は、入り口から

車で溢れて満車御礼（＠＠）暫し待って、やっとこ駐車。

歴史を感じる昭和の外階段を上げって入店すると・・・

やや暗めの広い店内はお客さんで満席。皆寡黙にうどんを

啜っているか、水を啜ってうどんを待っている。

モワッとした出汁薫る空気（外気３８度なので）のせいか、

なんだか異世界食堂に迷い込んだような錯覚さえする。

幸い空いたテーブルに着座し、給仕のおばちゃんに肉つけと

かけを注文。ここから、このおばちゃんのスーパーな仕事人に

心底驚かされることになる。先ずはこのお店、結構な広さなのに、

調理（ご主人）スタッフ（おばちゃん）の２人体制なのである。

つまり、人さばき～水出し～注文～配膳～片付け～会計まで、

すべてをおばちゃん一人が仕切るのである。当然パニック・・・

かと思えば、どっこいそうはならない。うどん片手に会計し、

横目で待ち客の人数と空き席をチェックしながら、オーダーを

取る・・絶えず３つ以上の仕事を同時にこなすメイサ会員並の

超人的脳力を持っているのである。しかも・・それが当然の如く

涼しい顔で、汗一つかかずに・・ほんとに人間なのか？？（＊＊）

肉つけ（５００円）

かけ（４００円）

そんな大混雑（ピーク時は中待ち１０人）だったので、１５分以上

かかっての着丼だったけど、強めの煮干し出汁が特徴的な汁と

トラディショナルな煮付け桜肉が美味しい吉田のうどんだった。

混雑のせいか、つけうどんの締め水に塩味が残っていたのは愛嬌か。

売り切れだった小鶏めし（１００円）と併せて、次回再チェックしよう。

待ち客を気遣って、早々に席を立った途端、おばちゃんの「９００円です」

の声が厨房から・・・おいおい「まじハンパない」おばちゃんだな（＠＠；

（了）