「深草観音」いかない?要害山登って・・旧友からの突然のメール。。。
要害山は、信玄公の山城があったことで有名だが、深草観音とは・・?
早速ググってみると・・なんか霊験豊かで良い感じである。
まあ、近場でライトなハイキングも珠には良いと軽く快諾。。。
有名な武田神社の奥に車を走らせ、10:15にスタート地点の
要害温泉に到着。周回してここに戻るので、お湯もお借りできる。
10:30のんびりスタート。最初から急登でちょっとキツイが、
およそ30分程度で、山頂に着くので頑張ろう。道中の歴史遺産
である門跡や曲輪跡など、古を想像しながら登るのも、また楽しい。
平で長細い山頂を突っ切ると、尾根に出る。秋の低山は、程よい気温
で気持ちいいが、今日は少々暑めでウールのペンドルトンシャツが、
汗に濡れる。薄手のフリースで十分だったと、暫し後悔(~~;;;
稜線の分岐もしっかり案内しているので、人気のない行程だが、
特に心配はない。。が・クマよけ対策は強くお勧めしたい。
尾根を巻き、水源近くになると、苔むした岩々が増え始め、
深草観音が近いことを教えてくれる。
参道入口からは、苔むして風化した石段を慎重に登っていくが、
周辺に霊気が漂い、心なしか気温下がっていくのが分かるようだ。
気が付けば、周囲は大小様々な石仏に囲まれている。
とっ・・・目前に突如として現れる巨大な垂直の岸壁と、そこに
架けられた長大な梯子(‘@@‘; これが噂に聞くモンスター梯子か。
崖の基部からおよそ20m近くはあろう。鉄製で頑丈そうではあるが、
高所恐怖症の身では、近づくことさえままならない。
結局、高所鈍感症の同行者が登ったが、結構揺れて緊張したそうな・・
更に最上部の岩室に転がり込むのが、最も怖かったと言っていた。
当然梯子を無視して(笑)、右手から、急峻な岩場に削られたステップ
と鎖を頼りに岩室へ・・畳1畳ほどの空間だが、手掘りを思わせる岩肌に、
古の修行僧の想いの強さを感じずにいられない。
備え付けの線香をあげ、手を合わして再び岸壁に戻り、視線を上げると、
反対面の岸壁に、みごとな(?)スズメバチの巣を発見(@@;
その後、参道上部で小休止中に、一匹のスズメバチの襲来を受けたことも
あり、十分な注意が必要なことを言い添えておきたい。
人界まで下り、昼食をとってからスタート地点の要害温泉に下ったが、
道中1組のハイカーとすれ違った(かなり下界で・・)のみの極めて
静かな山行で、なんか得した気分・・満足度↑↑↑。。。
要害温泉(入浴料700円)で汗を流して、気分良く帰路についた。
(了)
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