諏訪湖に到着するころにはお昼どき(というよりお昼すぎの13:30)
そばでも・・と思いたち、以前からBMしていた「あきしの」さんへ・・
と・・(++;)ナビが示す目的地に店はなく、その先道もない(::)
よくよく見ると、どうやら入り方が裏から(川沿い)のようで・・
流石は隠れ家そばやと、一人合点して駐車スペースへと進む。
「あきしの」さんの魅力の一つが、玄関までのエントランスの素晴らしさ。
よく計算された庭の作りが、嵯峨野の京料理屋さんを思い出させる。
エントランスの緑ゆたかな小径を下っていく高揚感がこのお店の最大の
特徴といても過言ではないと思う。
店内は、落ち着いた和の空間ながら、少々明かりが足りない気がするが、
窓際の席なら、また違う印象かも知れない。
お品書きを見ると、ざる以外は1000円オーバーとなかなか強気な価格設定。
折角なので、ざるとそばの実焚きがセットになったそばの実ざるを発注。
そばの実焚きは名のとおり、そばの実を大根や人参、地鶏と炊き込んだ雑炊で、
そばの実のプニプニした食感が楽しめる自然食。優しい味付けである。
肝心のそばは、極細ながらコシは良い。但し風味が弱く香りも少ない。まあ
季節柄致し方ないといえばそれまでだが・・・辛汁は鰹出汁が強めで、このそばには
強すぎる気がした。どうやら純粋なそば店というより、そば会席のような楽しみ方が
合っているお店なのかもしれない。その割には、接客が少々ぞんざいな気もするが・・
まあ、幾分気がかりな点も多いが、前述したエントランスは、一通の価値はある。
(了)
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