「菊姫山廃純米古酒平成12年」です。。
この古酒には、山田錦タイプと五百万石タイプがありますが、
本日の封切りは、五百万石タイプ (山田錦は、1年間寝たままです)
流通量はかなり少なめな菊姫の古酒ですが、1年前に偶々手に入れて、
その熟成された卓越した旨さに目を見張ったものです。。
今宵の五百万石タイプは、王道の山田錦に比べると、甘みが優しく、
山廃独特の酸味も穏やかな気がします。。
とは言え、10年以上冷暗所で熟成された古酒。。
ノーマルタイプと比べると、明らかにコクと深みが違います。。
黄金色にトロッとした様は、1.5倍くらいに濃縮したかと錯覚しそうです。。
「蟲師」に出てくる「光酒(コウキ)」を連想させるものがあります。。
最後は、かんすけのぬる燗で、まったりといただきます。。
この時期には、ピチピチ出来立ての新酒をいただく機会が多くなりますが、
こうやって古酒をしっかり味わうことで、日本酒の尺度が是正される。。
ふっと・・・そんな気がしました。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿