「車坂」「鉄砲隊」を醸す吉村秀雄商店さんは、
我家のお気に入りの蔵の一つ。。
特に「車坂」は、素晴らしいコスパの高さや、好みにあった
酒質なので、銘柄選びに迷うと、つい手が伸びるお酒なのです。
そんな蔵の杜氏さんが、昨年(25BY)から交代した。
なんと、あの能登四天王と言われた杜氏さんの一人、
農口さんの愛弟子で、「都美人」の山内杜氏さんの弟弟子・・
いや、今度は女性杜氏さんですから、妹弟子でしょうか(笑)
そんな若手成長株の藤田杜氏さんの2年目の造りをいただきました。
「車坂」純米吟醸無濾過生原酒BY26
いつもは純米酒が多いので、吟醸酒をいただくのは
もしかしたら・・初めてかもしれません。たぶん・・・
白地に車坂のラベルが、なんか凛々しい覚悟を感じさせます。
愛と再生・復活の坂道「車坂」とは、今の日本を象徴してる??
そんなウンチクを楽しむのも一興です。
裏書にはありませんが、全量紀州産山田錦を使っているようですね。
最近の地元ルーツに拘った酒造りは、新たなムーブメントを起こし、
各地で新政酒造のような成功例も増えていて、大変喜ばしいです。
では・・一献。。。
最初に感じるのは、なんとも若々しい酸味 (^^)v
その後、すぐに追い付いてきて、アッという間に広がる旨味。。(~~)b
酸味・甘味・旨味が、それぞれ互いを引き立てるように寄り添っている。
そんな絶妙なバランス感の上に成り立っているお酒です。
吟醸といっても58%の磨きですから、ほぼ純米酒。。
お米の強さもシッカリ残っていて、良い造りと関心至極。。
「都美人」の時も同じでしたが、農口さんのお弟子さんの蔵とは、
いつも相性が良いですね~~。能登杜氏派なので当然ですが・・・
東京生まれの女性能登杜氏、和歌山の地で大輪の花を
咲かせてくれることを、心より祈念しております。。
(了)
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