今宵のお供は、「磐城壽」@山形県長井市@福島県浪江町
東日本大震災で蔵が全壊したものの、奇跡的に残った酵母をもとに、
新たに山形の地で復活したお酒。。それが「磐城壽」!!
(以下、WEBより抜粋)
浪江町の請戸地区にあり、江戸末期に創業した「磐城壽」は大漁を祝う
「祝酒」として多くの漁師にも愛されていた。
3.11津波で酒蔵のすべてを流され、また福島第一原発の10Km圏内で追われる様に避難。
酒造りにはもっとも大事な「酵母」。その酵母が、1月に県の試験場に分析のため預
けてあったのが残っているとの知らせを、避難先の山形県米沢市で受ける。
「酵母が有れば磐城壽は復活できる」と南会津町の酒造会社の設備を借りて酒造りを
始め、山形県長井市の後継者不在で廃業を考えていた酒蔵を10月下旬に買い取り、
「鈴木酒造店長井蔵」とする。
11月3日に山形の出羽燦々を使い仕込み始めた。温暖な浪江から雪深い長井へ移り、
気候が全く違う環境で、12月19日に長井蔵の第1号を蔵出しをした。
消防団に所属していた鈴木専務は多くの仲間を失い、またばらばらになった仲間や漁師
に「希望と絆」をと、この磐城壽に願いを込めて送り出した。
天地がひっくり返るような逆境の中を耐え抜き、再び蘇らせた「磐城壽」!!
唯々、心より敬意を払っていただきました。。
いつの日か、故郷で再び「磐城壽」が醸せる時が訪れることを信じつつ・・・
手前は、嫁さんの焼いた新作の椀とぐい呑み・・なかなか渋いです。。 |
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